徳洲会泌尿器ロボティクスチーム/部会 副部会長
中部徳洲会病院 院長
大城 吉則
この度、徳洲会泌尿器ロボティクスチーム:Tokushukai Urology Robotech Association(TURA)部会 桶川 隆嗣会長のご推挙で当部会の副部会長になりました中部徳洲会病院の大城です。
コロナ禍以前は湘南藤沢病院の吉田利夫副院長と吉村一良ロボットセンター長が中心となり徳洲会泌尿器科ロボット部会が運営され、日本泌尿器科学会および日本泌尿器科内視鏡学会に合わせて年2回の会合が開催されていました。各施設の状況や症例検討等、その後の懇親会など活発な部会活動が行われていましたので、それに出席することを楽しみにしておりましたが、新型コロナの感染拡大以降は定例の部会活動も開催できない状況になってしまいました。その間に、泌尿器科領域のロボット手術の適応は拡大し、2022年4月には、腹腔鏡下で行われているほとんどの術式が、ロボット手術でも保険収載されることになりました。このような状況に対応するため、武蔵野徳洲会病院 桶川院長のご尽力でこれまでの徳洲会泌尿器科ロボット部会を継続・昇華する形でTURA部会を設立することになりました。巷には多くの手術動画が溢れ、新規の手術導入は以前に比べて容易になってきましたが、実際に手術を行っている方の生の声を聴くことは非常に重要です。このTURA部会が泌尿器科ロボット手術のtipsやpit fallなどの情報交換の場となり、徳洲会グループの泌尿器科ロボット手術の安全性および発展に貢献できればと考えております。
役員の一人として、微力ではありますが他の役員の先生方と協力してより良いTURA部会の活動が出来る様、取り組んでいく所存です。宜しくお願い申し上げます。